【東京】パレスホテル東京

東京を代表する老舗ホテルのひとつ『パレスホテル東京』。東京駅周辺は外資系ホテルが多くを占める中での、数少ない日系の最高級ホテル。こちらのパレスホテルは2012年に建て替えられ、和製ラグジュアリーをコンセプトに伝統とモダンを組み合わせ、一流ホテルに並ぶまでに評価を上げています。

【高級ホテルは一休 キャンペーンも】

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ホテルレビュー

最寄り駅は大手町。目の前には皇居があり住所も丸の内1-1-1なので、まさに日本の中心といえるところ。

改札口から徒歩3分の距離にあり、地下通路を通ってアクセスできます。東京駅からはやや離れており徒歩9分。車寄せはかなり立派です。

フロントは1階にあり天井が高く開放的な空間。こちらのホテルはサービスに力を入れているので、ロビーには常に数人のスタッフが配置されています。

建物は23階建てではあるものの、ビルの上層階だけをホテルエリアとして使用しているわけではないので、低層階にあたる可能性も十分にあります。これが欠点とも言える箇所。

お部屋

はじめに、客室は和田倉噴水公園(正面側)と内堀通り(裏口側)に分かれており、これが大きなポイントに。左の和田倉噴水公園が良いとされており、景色間取り共に優れている一方、右の内堀通りは景色間取り共に優れません。

紹介するのは「デラックス(内堀通り側)」。標準的なタイプの1つとされており、最安値で予約した場合は多くがこちら。正面奥がベッドルーム、左にバスルームがあります。

広さは45㎡あるので十分な数値ではあるものの、間取りの問題なのか、物が多く置かれているからなのか、体感的には30㎡台に感じます。

窓側が三角の形になっているのも、狭く感じさせる要因。

ベッド周りはほど良い高級感があり、派手過ぎず、シンプル過ぎず良いデザインです。

テレビはシャープ製の46インチ。BBCやCNNをはじめ、Bloomberg、日経CNBCも見ることができます。隣の白い棚はミニバーで、扉を開けると鏡が張り巡らされた派手な内装。ここにコーヒーメーカーが。

一般的な高級ホテルと大きく異なるのが、ソファが置かれていないことで、このクラスでソファが無いことはまずないので、これはかなり欠点。ベッドの上かイスに座るかしかありません。

窓側には大きなテーブルがあり、食事にも作業にも使えるタイプ。回線速度は下り52Mbps、上り74Mbps程度と高速なので、動画の視聴などにも全く問題ありません。

以上がベッドルームの紹介でした。

ここまで紹介した通り、こちらのタイプはあまり優れていません。間取り(窓側が斜めになっている)のせいなのか、45㎡にしてはかなり狭く感じ、その他にも、ソファが置かれていない点や天井が高くない点など、他の高級ホテルと比べて劣る部分が目に付きます。

景色

景色については、こちらのホテルは"良い"とされているものの、実際には客室によってかなりの差があるので注意が必要。景色には"和田倉噴水公園"と"内堀通り"の2つのタイプがあり、このうち和田倉公園側はかなり良く、皇居周辺の開けた景色を望むことができます。

一方の内堀通りの景色がこちらで、一見すると悪くないように見えますが、左右に目隠しがあるので、見えるのは本当にこの部分だけ。"視界が開けている"の逆の"視界が遮られている"状態。

この仕切りにより左右はほとんど見ることができず。なぜ仕切りがあるかというと、皇居の眺望には制限がかかっているので、あまり見渡せるつくりにするとダメだからだそう。

外から見るとこのようになっており、しっかりと仕切りがついていることが分かります。そのため、内堀通り側の客室は全てあのように景色が制限された状態に。

バスルーム

バスルームは鏡を多用した派手な空間。日系ホテルでありながらも、外資系よりも外資系らしいデザインとなっています。

洗面台はほぼ全面が鏡。一部鏡が黒くなっている部分には、埋込み型のテレビが設置されています。

バスルームは入り口側とベッドルーム側のどちらからも入れる構造。ベッドルーム側から見るとこのようになっており、左にバスタブ、左奥がシャワーブース、正面にトイレ、そして右に洗面台があります。

バスタブは高級感のある見た目。オープンに設置されているのが特徴で、仕切りを降ろさなければベッドルームにいるかのような状態で、湯船に浸かれます。

最近のホテルはバスタブの横に設置された洗い場タイプが多い中、こちらは独立したシャワーブース。上部にはレインシャワーも設置されており、水圧は十分にあります。

アメニティはフランスの「ANNE SEMONIN(アンヌセモナン)」。

こちらがトイレ、TOTOの上位モデルが設置されています。

その他(レストラン・プール)

食事は日系ホテルということもあり、日本食レストランが充実。お寿司や天ぷら、日本料理や鉄板焼きなどを楽しむことができ、その他にもフレンチや中華など計7つのレストランが入っています。詳しくは【レストラン一覧】をご覧ください。

施設面では、日本初上陸となる「evian SPA」が有名。ミネラルウォーターで知られる「エビアン」であり、"水を通じての健康づくり"をテーマに様々な体験をすることができます。この他にも、ジャグジーも備えた20mの屋内プールも設けられています。

まとめ

以上が、パレスホテル東京でした。

今回紹介したデラックス(内堀通り側)の客室だけを見ると内容は良くありません。広く感じない点や景色の制限など、コストに見合うだけの価値を感じるのは難しいでしょう。一方で、和田倉噴水公園側の客室は景色の良さをはじめ、バルコニー付きである点、間取りも一般的な長方形である点などグッと良くなります。

客室によって満足度が大きく変わるので、和田倉噴水公園側を選択するのを強くおすすめします。その他では、スタッフの接客サービスを重視する人や、エビアンスパ(有料)を体験してみたい人に良いでしょう。

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開業	客室	バスルーム(標準タイプ) バスルーム
2012年	45㎡~	独立型

ユーザー満足度		客室レベル
立地		お部屋の広さ		コストパフォーマンス コストパフォーマンス

東京高級 レビュー掲載