【福岡】三井ガーデンホテル福岡祇園

大浴場を完備するアッパーミドルホテル『三井ガーデンホテル福岡祇園』。夫婦や友人同士での利用や、ビジネスマンであれば大浴場付きで質の高いホテルを求める人に適しています。ホテルを"博多の町家"に見立てていることから、ロビーや客室はデザイン性があるのも特徴です。

ホテルレビュー

ホテルがあるのは博多駅から徒歩8分のところ。祇園駅からの方がやや近いですが、博多駅からであれば駅前通りを真っ直ぐ進むだけなので、初めて訪れる人にはこちらの方が分かりやすいでしょう。

駅前にあるホテルと比べるとアクセスでは劣るものの、ホテル周辺には大型商業施設のキャナルシティや中州も徒歩圏内にあるなど、買い物や食事には便利な場所です。

1階ロビーは伝統工芸品などが飾られたデザイン性の高い空間です。"古き良き博多の町"をコンセプトにしており、日本らしさを感じられる良い雰囲気です。

モデレート

はじめに紹介するのは「モデレート」タイプ。最も多く設けられている標準タイプであり、1人での利用であればこちらがメインになるでしょう。

広さは18㎡あります。一般的なビジネスホテルのシングルルーム(15㎡前後)と比べると余裕があり、窓側にはソファも置かれているなどくつろげる空間です。

ベッド幅は150cmのワイドダブルで、定員が2人なのでカップルでも利用できます。

特にベッド横のスペースに余裕があるので、キャリーバッグなどを置いても窮屈には感じないでしょう。

ただし、こちらも含めて多くのタイプにはデスクがありません。そのため、ノートPCなどで作業をする際はテーブルとソファを使うことになるので、仕事に集中したい人であればデスクの方が良いと感じるかもしれません。テレビは大きめの43インチが設置されています。

景色は正面側であればキャナルシティが、反対側であれば一般的な博多の市街地が見えます。

バスルーム

バスルームはユニットタイプであり、広さ、清潔感ともに十分あります。

大浴場付きのホテルは、バスルームが簡素化されているところが多いなか比較的しっかりとした設備です。

モデレートツイン

次に紹介するのが「モデレートツイン」。こちらはツインルームの標準タイプであり、親子や友人と利用するのに向いています。

広さは23㎡のハリウッドツイン。ツインでありながらも、ベッドがくっついた状態なので仲の良い人と利用するのが理想です。

こちらも窓側にはソファとテーブルがあり、その横にはアートなどが飾られたクローゼット。そして、テレビは大きめの43インチです。

バスルームも同じくユニットタイプで、広さや作りは先ほどのモデレートタイプと変わりません。

施設(大浴場)

ホテルの最上階には大浴場が設けられています。内容はかなり充実しており、内湯に加えて露天風呂、スチームサウナがあります。

内湯には通常の浴槽に加えて、端には横になれるスペースが2つ。このエリアだけでも一般的なホテルの大浴場ほどの広さがあります。

露天風呂には人工炭酸泉が使われており、通常の浴槽と横になれるスペースが設けられています。大きさは内湯の3分の2程度。昼間であれば青空が望め、夜にはライトアップされます。

また、屋内にはスチームサウナも設けられています。浴槽などに関しては男女ともに同じ内容です。

パウダールーム

一方で、脱衣所は男女で少し作りが異なり、女性エリアにのみパウダールームが設けられています。

大型の鏡があるので身だしなみを整えることができ、ちょっとした休憩用のソファも置かれています。

以上が、三井ガーデンホテル福岡祇園でした。

ビジネスホテルの中でも"質の高さ"と"大浴場"がポイントであり、特に大浴場は内湯や露天風呂、スチームサウナがあるなど充実した内容です。ビジネスマンであれば大浴場を重視する人、そして"博多"をコンセプトとしたデザインにも力を入れていることから、夫婦や友人との観光目的での滞在にも向いています。

場所は博多駅からやや離れていますが、目の前にキャナルシティがあるので滞在中は便利な場所です。その他にも、中州へも足を伸ばせることから博多の街を楽しみたい人に良い立地です。

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