【福岡】エスペリアホテル博多

全室独立型のバスルームを備える『エスペリアホテル博多』。客室はホテルというよりもワンルームマンションのような雰囲気があり、ハイクラスホテルのような"全室独立型バスルーム＋上質"というわけではありません。必然的にベッド周りが狭くなるので、どちらを重視するかで好みが分かれるホテルです。

このページにはレビューがあります⬇

ホテルレビュー

ホテルがあるのは博多駅から徒歩5分のところ。大通に面していないので周辺は騒がしくなく、少し歩くとコンビニやほっともっとがあるので、出張などで滞在するには良い場所です。

入り口を入るとすぐにフロントがあります。右にはチェックアウト用の機械が置かれており、左は朝食スペースとなっています。

お部屋

こちらで紹介するのは「セミダブルA」。1人で利用する際の標準的な客室であり、バスタブ付きがA、シャワーオンリーがBと分けられています。

セミダブルAは全室が均一ではなく客室によってムラがあります。こちらで紹介する角部屋はハズレのタイプであり、スタンダードなタイプと比べてベッド周り、バスタブ共に劣っています。カテゴリは同じなので運が悪ければこちらのタイプに割り当てられます。

広さは15㎡とビジネスホテルの標準的なサイズですが、写真からも分かる通りかなり狭いです。バスルームにスペースが割り当てられている関係で、こちらはほぼベッドだけしかなく、窓側にあるテーブルとチェアは窮屈で使えません。本当に寝るだけという感じです。

ベッドはドイツ製のメーカーを採用しており、マットレスがすごく沈み込みます。寝る分にはそれほど問題はありませんが、座る際などは違和感があるので通常のベッドの方が良いと感じる人もいるでしょう。

テレビはパナソニック製の32インチ。壁掛けでありテレビ周りは美しいデザインです。

こちらのタイプにはデスクがなく、テーブルとチェアという組み合わせです。このテーブルスペースは本当に狭いので、ノートPCなどを使って作業をするのは現実的ではありません。

ネットはWi-Fiが利用でき速度は下りが28Mbps、上りが5Mbps程度ですが、夜のピーク時は下りが3Mbpsを切ることもあるので動画の視聴などには支障が出ます。

以上がベッドルームの紹介でした。

こちらの客室に関してはベッドルームがかなり犠牲にされているので良くない点は多いです。テーブル周りのスペースが無いに等しいので作業ができず、出張で訪れるサラリーマンには厳しいつくりです。また、ベッドも沈み込みが激しいので好みが分かれるでしょう。

通常、全室独立型のバスルームを備えるのは20㎡前後ある上級のビジネスホテルのため、こちらの15㎡ではやはり無理に詰め込んでいる感は否めません。

バスルーム

バスルームに関しては全室独立型であり、左に洗面台、正面奥にトイレ、右にバスと3点が独立して配置されています。

洗面台は下にあるボウルが小さく使いにくいです。これに関してはこちらの客室が特殊であり、通常であれば正方形のちゃんとした大きさのものが設置されています。

最後にバスの紹介です。洗い場付きではありますが、スペースは狭くバスタブも小さいので優れてはいません。単身用のマンションに設置されているタイプと同じであり、お風呂に浸かろうと思えるかというとなかなか思えないでしょう。

ただし、こちらも角部屋特有のバスタブであり、通常は白の曲線を描いたやや大きいサイズが設置されています。こちらのタイプだけが特殊なバスタブです。

以上が、エスペリアホテル博多でした。

客室に関しては通常のつくりとは異なるので好みが分かれます。今回紹介した客室はその中でも特殊なタイプであり、ベッドルームがかなり狭く、バスルームもそれほど優れてはいません。スタンダードなタイプはこれよりも良いですが、同じセミダブルAなので、運の良し悪しで割り当てられる客室が変わります。

場所は博多駅から徒歩5分のところにあるので良いです。出張で利用するには絶好の場所ですが、一方で室内のデスクが小さいので出張者向きではないという矛盾もあります。立地とバスルームを重視し、寝に帰るだけという人に適したホテルです。

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開業	客室	バスルーム(標準タイプ) バスルーム
2018年	15㎡~	シャワー/独立型

ユーザー満足度		客室レベル
立地		お部屋の広さ		コストパフォーマンス コストパフォーマンス

福岡 レビュー掲載