【アメリカ】ユナイテッド航空

日本とアメリカを結ぶ『ユナイテッド航空』。サンフランシスコ国際空港を拠点に全米各地に便を飛ばしており、アメリカへ行く際の主要な航空会社のひとつ。このページではユナイテッド航空の評判や口コミ、またエコノミーやビジネスクラスなどの座席紹介を行っています。

ユナイテッド航空の評判

他のアメリカ系の航空会社と同様に、ユナイテッド航空の評価はそれほど高くないのが実情。英スカイトラックス社の評価でも「3スター」とされ、日系や東アジアの航空会社と比べると2段階落ちます。


日本人が利用する主要サイトの点数では5点満点で3.5とされ、世界の主要な航空会社としては低い値。アメリカ特有の文化があるので、東アジアの航空会社のようなサービスを求める人には向かない傾向。一方で、料金が安いのでそこが気にならない人にはおすすめできます。

利用する前にチェック!!

利用する前にチェック!!

運航機材

ユナイテッドの路線には主に3種類があり、日本から北米大陸へ向かう長距離便、日本からグアムなどへ向かう便、アメリカ国内線とあり、多くの人が利用する北米線には良い機体が入り、飛行時間が短くなるにつれて機材も小さくなっていきます。


787シリーズと777-300ERは基本的に長距離便に入るので、新しいシートを搭載しておりユナイテッドの中では満足度の高い内容。777-200は旧型のタイプもあるので路線によって内容が異なり、757や737になると一世代前やモニターの無い簡易型の新しいタイプなどが採用されています。

海外航空券 旅行者増加!!

海外航空券 旅行者増加!!

エコノミー

多くの人が利用するエコノミークラスは、アメリカまでの料金が7万~12万円が目安。シートピッチは79cm前後と広くはないので、これで10時間前後のフライトは辛いというのが現実的なところ。


長距離便の機体であれば近代的なモニターが設置されており、日本語に対応した映画も多少用意されていることから、退屈しない程度には過ごすことができます。


777-200の旧型タイプになるとモニターは小さく。


小型機になると基本的にモニターはありません。

エコノミープラス

ユナイテッド航空にはエコノミープラスという座席が設けられており、前後の間隔が広くなった少し良いクラス。シートピッチは86cmとされ、長時間フライトで足元にゆとりが欲しい人におすすめ。

プレミアムプラス

こちらはいわゆるプレミアムエコノミーで、座席自体がエコノミーとは異なり横幅も前後間隔も広くなったタイプ。シートピッチは97cmとかなりゆとりがあり、主に長距離路線に設けられているタイプ。

ビジネスクラス(ポラリス)

ユナイテッド航空のビジネスクラスは、ポラリスと呼ばれる2016年から導入が始まった独立型のシートがメイン。日本~北米線はほとんどこれに置き換わっており、約2メートルのフルフラットシートでゆったり過ごすことができます。


配列は1-2-1で窓側は完全なる1人シート。


一部のハワイ線などは2-4-2の旧型タイプも。


737のグアム線はこちらのシンプルなタイプが使われています。

ユナイテッドのビジネスクラス特集 >>> H.I.S.

以上が、ユナイテッド航空の紹介でした。

どちらかというと料金重視で選ばれる航空会社で、日本人はもとより格付機関からの評価も日系と比べると落ちるため、あまり好んで使う人は多くないのが実情。一方で独立型シートの評価は悪くなく、日系よりも安くてほどよく良いシートを望む人にはおすすめ。また、エコノミープラスなど少しの追加料金で足元の広い座席が選べるので、その辺りを選ぶと満足度も変わってきます。

搭乗記ブログ

実際に利用された方々の搭乗記をまとめています。
写真付きで詳しくレポートされているのでぜひ参考にご覧ください。機材別｜クラス別