【タイ】タイ航空

日本とタイを結ぶ『タイ航空』。バンコクやプーケットなど日本人にも人気の旅行先を抱えるので、日本各地からスワンナプームへ運航しており、日々多くの人が利用しています。このページではタイ航空の評判や口コミ、またエコノミーやビジネスクラスなどの座席紹介を行っています。

このページにはレビューがあります⬇

タイ航空の評判

タイ航空は英スカイトラックス社から「4スター」に認定されており、プロの目から見ても上々の評価を受けているので安心して利用できる航空会社。東南アジアの中でも有数の規模を誇ります。


日本人が利用する主要サイトの点数では5点満点で3.4を獲得。これは高い値ではないものの、日本と文化が違う面もあり、東南アジアの航空会社は似たような評価を受けています。

利用する前にチェック!!

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運航機材

日本には主要空港に加えて新千歳や福岡にも就航しています。機材は空港によって異なり、日本路線であれば大型機と中型機が中心であり、A380、747、787など多種多彩な機材が投入されています。


この中で新しい機材はA350と787-9。中型機なのでどの空港にも入る可能性はあるものの、日本路線への投入はそれほど多くありません。この次にエコノミーであれば787-8が良く、A380、777-300ER、747と続きます。逆に古い機材は777-300とA330(ただしA330は更新機あり)。

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エコノミー

多くの方が利用するエコノミークラスは、見た目からも分かる通りカラフルな色合いが特徴的。シートピッチは81cmで、各社の平均値をやや上回る値です。バンコクまでの料金は5万~8万円が目安。

ディスプレイは機材によって異なり、こちらは787のものでA350もほぼ同じ内容。サイズは11インチの大型で、発色が良く映画もストレスなく楽しめます。また、787とA350は「LIVE TV on board」というリアルタイムのニュース番組やスポーツの試合を視聴することができます。

A380と747に関しては1つ前のモデル(写真左)で、ディスプレイサイズは10インチ前後。777-300とA330は古く(写真右)、ディスプレイサイズが小さいのに加えて発色も悪いので映画を見るには適しません。ただし、一部のA330は更新されています。

ビジネスクラス(ロイヤルシルク)

上級クラスであるビジネスクラス。タイ航空ではロイヤルシルクと呼ばれており、写真のような独立した座席(スタッガード)はA350、A380、777-300ERで採用され、787-9だけはヘリンボーンです。

配列は1-2-1なのでプライベートな空間で過ごすことができます。


従来の2-2-2の配列は787-8、747、777-300、A330で採用されており、この中で787-8は新しいモデルなので、ディスプレイが大きくシートも改良されています。料金はバンコクまで20万円台が目安。

タイ航空のビジネスクラス特集 >>> H.I.S.

以上が、タイ航空の紹介でした。

タイは旅行先として人気があるのに加えて、ビジネス需要もあることから日本各地から多くの便が飛んでいます。そのため、他の東南アジアの航空会社と比べて日本語が通じやすいなど旅慣れていない人におすすめ。利用者の評価は著しく高くもなく低くもなく上々といった具合です。

機材に関してはA380や777など大型機が多いですが、最新鋭のA350や787-9は少なく、シンガポール航空やベトナム航空など日本路線に積極的に良い機材を導入している航空会社と比べると劣ります。

搭乗記ブログ

実際に利用された方々の搭乗記をまとめています。
写真付きで詳しくレポートされているのでぜひ参考にご覧ください。機材別｜クラス別

レビュー

エコノミークラス 777-300

こちらではタイ航空のエコノミークラスを紹介。これから日本～タイ、またタイ~東南アジア各地への利用を考えている人は参考にご覧ください。機体は777-300で日本路線で使用されることもあり、似た名前で777-300ERがありますが、そちらは主に欧米など長距離便に使用されます。

座席は3-3-3の配列。写真からも分かる通りシートがカラフルで、紫・ピンク・黄色の3色がランダムに配置されています。

シートピッチはしっかり確保されており、足元も狭くありません。

問題はシートモニターで、モデルとしては3世代前のものになります。

大きさはもちろん、発色が良くないので映画を見るのには全然向きません。またUSB給電が無いのも新しい機材と比べて劣る点。このモニターは777-300とA330(未更新)に使われているので、日本路線ではこの2つがハズレになります。

ただし、モニターを除くと他は国際線の標準的な機材なので特に悪くなく、フットレストが設置されているなど珍しい部分もあります。

こちらは機内食でクアラルンプール～バンコクのもの。料理の色合いは暗いですが、日本人の口にも合うので特に悪くありません。

以上が、777-300のエコノミークラスの紹介でした。

この機体に関しては満足度は高くなく、A350を頂点に787、A380、747と比べると劣る存在。特に映画を楽しみたい人にはモニターが旧式なので見辛いという欠点があり、またUSB給電がないのでスマホの充電ができないところも不便です。

その他に関しては、シートピッチが狭いや座席がくたびれていることもなく、エコノミーに関してはモニターとUSBが他の機材との大きな違いです。