【マカオレビュー】マンダリンオリエンタルマカオ

香港を拠点に置く最高級ホテル『マンダリンオリエンタルマカオ』。多くの有名ホテルがコタイにある中、こちらは旧市街側のマカオ半島にあります。特徴としてカジノを併設していないので、観光を中心に楽しみたい人におすすめであり、穏やかな滞在を望む人に適したホテルです。

詳細地図

日本人宿泊客	普通	日本語	通じない
ウォシュレット	全室なし	バスタブ	全室あり(シャワーブースあり)
開業	2009年	リニューアル	2015年
規模	中規模	部屋数	213室
高さ	23階建て	お部屋の広さ	40㎡～

31,000

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ページ目次

1 ホテルレビュー
2 まとめ

ホテルレビュー

ホテルがあるのはマカオ半島の最南端で、繁華街からやや離れた静かな場所にあります。

隣には「ワンセントラル」というショッピングモールがあり、ルイヴィトンやディオールなどのハイブランドが入っています。人は少なく、カジノをする場合はここを通ってMGMへ行くことができます。

ロビーはそれほど広くなく、イスも数脚しか置かれていない小規模なものです。それでも客室数が200室程度しかないので混み合うことはありません。日本語は基本的には通じないので最低限の英語はできた方が良いでしょう。

お部屋

紹介するのは「デラックスシティビュー」。各階に1つしかないタイプで、最安値で予約した場合こちらです。部屋の形が一般的な長方形ではなく変則的なのものなので、間取りはあまり優れていません。

一方で景色に関してはここが最も良く、マカオタワーとグランドリスボアの両方を見ることのできる数少ないタイプです。値段と景色を重視するのであればこちらがおすすめです。

広さは40㎡。最高級ホテルの最低ラインの値であり、また間取りが良くないので体感的には広く感じないでしょう。そのため余裕を求めるのであればプレミアルームなど上位タイプがおすすめです。

ベッド幅は200cmのワイドキング。残念ながらベッド横のコンセントは日本タイプに対応していないので、変換器を使うかデスクのコンセントを使う必要があります。

窓側にあるのは1人掛けのソファー。テーブルの上にはウエルカムドリンク(グレープフルーツ風のジュース)が用意されています。

マンダリンはプラスチックの削減で、通常ペットボトルで用意されているミネラルウォーターが瓶で用意されています。そのため、外へ出かける際に持ち歩けないのでその点では不便に感じるでしょう。

テレビはシャープ製の42インチで、日本向け放送はNHK総合に相当するNHKワールドプレミアムが視聴可能です。デスクはあまり大きくありませんが、目の前が窓なので景色を見ながら作業ができます。

ネットはマンダリンの会員(無料登録)であれば無料で利用可能。ただし速度は下り3Mbps、上り3Mbps程度と遅いので、動画の視聴はなかなかできません。有料でハイスピードプランが用意されているので、動画の視聴などを考えている人はそちらを使う必要があります。

景色

最初にも紹介した通りこちらのタイプは景色が良いです。まずはマカオタワー。

そして遠くに見える金色の建物がグランドリスボアです。マカオタワーは多くのタイプで見ることができますが、グランドリスボアに関してはおそらくこのタイプでないと見ることはできません。

マカオは夜景が綺麗で、特に市街地のビルは常にネオンで光り輝いているので見ていて飽きません。

バスルーム

バスルームは清潔感のある明るいつくり。左に洗面台、正面にバスタブ、右に奥からシャワーブース、トイレが並びます。

洗面台はダブルシンクの贅沢な仕様。トイレは残念ながらウォシュレットは付いていません。

バスタブは足を完全に伸ばして入れる十分な大きさ。ステンレスの部分には入浴剤が置かれています。

アメニティはAtelier Cologne(アトリエコロン)です。

最後にシャワーブースの紹介です。手持ちのシャワーの他に、ダブルヘッドのレインシャワーぽい物が設置されています。

その他(プール・レストラン)

屋外に設置されたプール。レストランは中華料理とヨーロッパ料理、そしてバーが入っています。

まとめ

以上が、マンダリンオリエンタルマカオでした。

マカオの中ではかなり静かに滞在できるホテルです。場所はもちろん、カジノを併設していない点、またサービスもしっかりしているので、他の都市にあるマンダリンと同じ水準が保たれています。客室は40㎡からで、マカオの中にはさらに上級のホテルもありますが、落ち着いて滞在したい人にこちらが向いています。