尖沙咀の細い路地にある「ザ パーキン ホテル」。有名ホテルではないものの、知る人ぞ知る評判のホテルであり、客室のクオリティやコストパフォーマンスを重視する人におすすめです。1人での宿泊、カップルでの宿泊に適しており、逆に年配の方やファミリー層にはあまり向きません。
注意点として場所が非常に分かりにくく地図アプリを見ても迷うレベルです。宿泊を考えている方は、ぜひこちらに掲載している目印などを参考に訪れてください。
場所が分かりにくい最大の理由が、地図上にあるはずの道にたどり着けないということです。地図は平面で書かれていますが、実際は坂の上に道があり、このエスカレーターを昇った先にあります。日本語で書かれた「王子神谷(おうじかみや)」という店があるので、ここを目印にしてください。
右の写真が坂を昇った先にある路地です。当然ながらタクシーの侵入は不可で、さらにエスカレーターの先に何段か階段があるので、スーツケースやキャリーバックを持っている人には来にくい場所です。
この一帯はバーがひしめき合っており、夜になると人でごった返します。「ナッツフォード・テラス」と呼ばれる人気のナイトスポットなので宿泊場所としては好みが分かれ、特に夜の到着であれば、重い荷物を持ってこの中をかき分けて移動する必要があるので、かなり大変でしょう。
こちらがホテルの入口。雑居ビルのような入り口で、右には例に漏れずバーがあります。
ホテルの外観はかなり細長く、オフィシャルの写真では外観の写真がほとんど掲載されていませんが、見て分かる通り外観はあってないようなものです。
こちらがフロント。不動産屋の受付のようなこじんまりとした場所で、スタッフが1人いるだけです。客室は全部で50室しかなく、1フロアに3部屋ほどとここまでは完全に格安ホテルのつくりです。
ただし、この後はかなり優れており「客室>>立地・共有部分」という価値観を持っている人であれば気に入るでしょう。
デザインが重視されていることから全体的に美しさを感じます。
ベッド自体がしっかりしていることはもちろん、照明や上にある絵画などこだわりを感じるつくり。枕元には香港タイプのコンセントがありますが、その上から変換器が挿されているので日本の物も使えます。ただし全部屋にあるかは不明です。
景色は香港らしさはそれほど無いものの、目の前が開けているのは良い点です。
反対側から見た室内。全体的にゆとりがあるのが分かります。香港というと狭い部屋が多いイメージですが、このクラスでこれだけゆとりがある部屋はそう多くはないでしょう。
テレビはソニー製の42インチ、残念ながら日本語放送はありません。その下にはコーヒーマシンがあり、さらにミニバーもあります。多くのプランでミニバーが無料とされていますが、この時はコーラとレモンティーしかなかったので期待は禁物です。
デスクはかなりしっかりしています。広さはもちろん、スタイリッシュなデザインなので作業をする人には良い環境です。ネットはWi-Fiが利用でき、下りが12Mbps、上りが12Mbps程度で標準的なスピード。机の上にはhandyが置かれており、これを使えば外出先でネットに繋ぐことができます。
ここまでがベッドルームの紹介でした。個人的にはかなり良いというのが感想であり、広さはもちろん、設備に関してもベッドやデスクがしっかりしているので、気持ち良く滞在することができます。
次に紹介するのは奥にあるバスルームです。
トイレは香港の標準タイプでウォシュレットなどは無し。洗面台は十分なスペースが確保されており、日本の上級ビジネスホテルに相当します。
こちらがシャワーブースです。全ての客室がシャワーオンリーですが、2泊程度であれば問題ないでしょう。下手なユニットバスよりもこちらの方が使いやすいのでおすすめです。
シャワーは通常の手持ちタイプに加えて上部にはレインシャワーを設置。これがシャワーブースの良いところです。アメニティは小分けの容器に入れられておりホテルオリジナルのブランド。この他にも、歯ブラシやひげ剃りなども一通り用意されています。
どの点を重視するかで好みは分かれますが、特に客室を重視するのであればおすすめのホテルです。シティホテルのような、車寄せに広々としたロビーはありませんが、共有部分は安っぽくても客室が良いのであればそれで良いという方に向いています。
場所は尖沙咀なので観光や買い物には便利なところですが、いかんせん場所が特殊なのでこちらも好みが分かれます。重い荷物を持っている場合はたどり着くのが大変であったり、夜にはバーを訪れる人でごった返したりと注意点はあります。
注意点として場所が非常に分かりにくく地図アプリを見ても迷うレベルです。宿泊を考えている方は、ぜひこちらに掲載している目印などを参考に訪れてください。
詳細地図
日本人宿泊客 | 少ない | 日本語 | 通じない |
---|---|---|---|
ウォシュレット | 全室なし | バスタブ | 全室なし |
開業 | 2015年 | ||
規模 | 小規模 | 部屋数 | 50室 |
高さ | 22階建て | お部屋の広さ | 20㎡~ |
13,000
お得に予約!
ホテルレビュー
ホテルがあるのは尖沙咀です。九龍半島の最南端に位置し、香港でも最大規模の繁華街を形成しています。場所は駅から徒歩7分とやや離れており、目印としてドンキホーテ近くの角を曲がります。右の写真が坂を昇った先にある路地です。当然ながらタクシーの侵入は不可で、さらにエスカレーターの先に何段か階段があるので、スーツケースやキャリーバックを持っている人には来にくい場所です。
こちらがホテルの入口。雑居ビルのような入り口で、右には例に漏れずバーがあります。
ホテルの外観はかなり細長く、オフィシャルの写真では外観の写真がほとんど掲載されていませんが、見て分かる通り外観はあってないようなものです。
ただし、この後はかなり優れており「客室>>立地・共有部分」という価値観を持っている人であれば気に入るでしょう。
お部屋
紹介するのは「デラックスルーム」。最安値のスーペリアルーム(20㎡)の1つ上にあたり、広さは26~30㎡とされています。2人での利用が想定されているので、1人で利用するとかなりゆとりがあります。デザインが重視されていることから全体的に美しさを感じます。
景色は香港らしさはそれほど無いものの、目の前が開けているのは良い点です。
反対側から見た室内。全体的にゆとりがあるのが分かります。香港というと狭い部屋が多いイメージですが、このクラスでこれだけゆとりがある部屋はそう多くはないでしょう。
デスクはかなりしっかりしています。広さはもちろん、スタイリッシュなデザインなので作業をする人には良い環境です。ネットはWi-Fiが利用でき、下りが12Mbps、上りが12Mbps程度で標準的なスピード。机の上にはhandyが置かれており、これを使えば外出先でネットに繋ぐことができます。
ここまでがベッドルームの紹介でした。個人的にはかなり良いというのが感想であり、広さはもちろん、設備に関してもベッドやデスクがしっかりしているので、気持ち良く滞在することができます。
次に紹介するのは奥にあるバスルームです。
バスルーム
バスルームもデザイン性がありスタイリッシュな空間。正面にトイレ、左に洗面台、左奥の透明の囲いがシャワーブースです。こちらがシャワーブースです。全ての客室がシャワーオンリーですが、2泊程度であれば問題ないでしょう。下手なユニットバスよりもこちらの方が使いやすいのでおすすめです。
まとめ
以上が、ザ パーキン ホテルでした。どの点を重視するかで好みは分かれますが、特に客室を重視するのであればおすすめのホテルです。シティホテルのような、車寄せに広々としたロビーはありませんが、共有部分は安っぽくても客室が良いのであればそれで良いという方に向いています。
場所は尖沙咀なので観光や買い物には便利なところですが、いかんせん場所が特殊なのでこちらも好みが分かれます。重い荷物を持っている場合はたどり着くのが大変であったり、夜にはバーを訪れる人でごった返したりと注意点はあります。
香港のホテルは大手予約サイトで
香港のホテルは大手予約サイトで
開業 | 客室 | バスルーム(標準タイプ) バスルーム | 日本人の利用 日本人利用 |
---|---|---|---|
2015年 | 20㎡~ | シャワー | 少ない |
ユーザー満足度 | 部屋の内容 | ||||
---|---|---|---|---|---|
立地 | [sor] | コストパフォーマンス コストパフォーマンス |
13,000
お得に予約!