【ソウル】ホテル スカイパーク東大門I

日本人の利用も多い「ホテル スカイパーク東大門I」。明洞や東大門に展開しているホテルチェーンであり、こちらのホテルの特徴は明洞と比べて宿泊費が安い、そして部屋の質も少し高いということがあげられます。「スカイパーク明洞Ⅲ」と比べると人気は落ちますが、場所にこだわらないのであれば宿泊費も安くコストパフォーマンスが良いのでおすすめです。

ホテルレビュー

ホテルがあるのは東大門の西エリアです。中心街や東大門市場からは距離があるので、立地はそれほど良くありませんが、反対に著しく悪いこともありません。4号線の東大門歴史文化公園駅からは徒歩7分の距離です。

ソウル駅からアクセスする場合は、4号線を使い駅の5番出口を出てまっすぐ進むとホテルに着きます。

5分ほど歩くと大きな交差点に突き当たり、その角にホテルはあります。高い建物なので目立つ存在です。

フロントでは高い確率で日本語が通じます。もし英語であっても最低限のことが分かれば大丈夫なので心配する必要は無いでしょう。

エレベーターに関しては2基しかなく、19階建てであることから待ち時間が発生することが多いです。

お部屋

こちらで紹介するのは「スタンダードダブル」です。1人での宿泊やカップル、夫婦であればこちらが良いでしょう。友達との場合はツインが向いており、ベッドが2つになるだけで基本的な構造は変わりません。

広さは22㎡あります。ダブルルームとしては標準的な数値ですが、通路幅が広い点やクローゼットがあるので、ベッド周りだけを見ると広くありません。1人での利用かもしくは2人であれば寝に帰るだけという使い方が理想です。

ベッド幅はダブルサイズ以上あり広々としてますが、客室によっては2つのベッドを繋げていることもあるので真ん中に段差ができます。

デスクの広さはこのクラスとしては広く作られています。一方で、イスは簡易的でありすぐ後ろにベッドがあるので窮屈なところもあります。コンセントはデスク上にあり日本のものも使えます。

ネットはWi-Fiが利用でき、速度は下り4Mbps、上り1Mbps程度です。これは動画が見れるか見れないかレベルであり、ソウルのホテルではかなり遅い部類です。

テレビはベッドの横に設置されており、サムスン製の26~32インチ。日本語放送はNHK総合に相当するNHKワールドプレミアムやBS1、BSプレミアム、民放のBS放送など多くのチャンネルが視聴可能です。

以上がベッドルームの紹介でした。細かい点では、ベッド周りにコンセントと照明の操作スイッチが無いので寝る時に不便という欠点があります。それでも宿泊費の安さを考えると十分な内容であり、また全体的な作りが安っぽくないという点も大きいです。

バスルーム

バスルームは日本のビジネスホテルよりも広めのつくりです。左に洗い場、正面にトイレ、右にバスタブという配置です。

アメニティは、このクラスのホテルでは珍しく小分けで用意されています。ちなみに歯ブラシは用意されておらず、必要な場合はフロントで言うと無料でもらえます。

洗面台の前のスペースもしっかりあります。トイレはウォシュレット付きですが、トイレットペーパーを大量に流せないという欠点があります。韓国のホテルではトイレットペーパーを流せないホテルもいくつかありますが、こちらは完全にダメではなく少しなら大丈夫というニュアンスで書かれています。

バスタブは大きくはありませんが、このクラスのホテルでは標準的なサイズです。

以上が、ホテル スカイパーク東大門Iでした。

格安ホテルとしては質が高くコストパフォーマンスは優れています。宿泊費が7千円前後でありながらも、客室は1人であれば余裕のある広さであり、清潔感がある点や日本語が通じる点など総合的に見ると十分に満足できるホテルでしょう。

場所は東大門歴史文化公園駅からやや距離があるので、キャリーバッグを持っての移動はやや大変です。利用者が多いので混雑はしますが、シャトルバスも運行されているので上手く利用すると良いでしょう。

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ユーザー満足度	4★★★★☆	お部屋の内容	2★★☆☆☆
立地	3★★★☆☆	お部屋の広さ	2★★☆☆☆	コストパフォーマンス コストパフォーマンス	4★★★★☆