【ソウル】ロッテシティ ホテル ミョンドン

有名なロッテ系列のビジネスホテル「ロッテシティホテル ミョンドン」。日本のビジネスホテルとは性質が異なり、ハイクラスホテルに匹敵するので一般の方には十分に高級な部類に入ります。明洞にありますが、観光客向けというよりもビジネスマンに適したホテルです。






場所は明洞の北東に位置する乙支路3街です。明洞エリアには入るものの繁華街を中心に考えると外れという場所であり、繁華街の入り口までは徒歩6分かかります。

周辺は完全にビジネス街であり通行人もサラリーマンがほとんどです。ホテル前にはお辞儀をしているオブジェがあるので見つけやすいでしょう。駅からは徒歩4分、最寄りの2番出口からはすぐの場所です。

ロビーは、あまり広くはないもののハイクラスホテルということで高級感があります。一方で、他の明洞のホテルとは大きく異なり日本語がほとんど通じません。基本的には英語でのやり取りになるので、あまり英語が得意でない方にはマイナスになるでしょう。

ホテルは27階建て、客室数は430室あるのでそれなりの規模を誇ります。

お部屋

こちらで紹介するのは「スーペリアダブル」です。標準タイプである"スタンダードルーム"の1つ上であり、少し広いという違いはありますが大きな差はありません。

広さは25㎡あるので、2人で宿泊するにはちょうど良い広さです。内装は木目調やベージュなどの落ち着いた色合いで統一されています。

ベッドはクッション性がありしっかりしています。ベッド横にはコンセントがあり220Vに対応していれば日本のものも使用可能です。

ダブルベッドであれば奥に1人掛けのチェアが置かれています(ツインの場合はありません)。ネットはWi-Fiが無料で利用でき下りが33Mbps、上りが39Mbps程度出るので動画などの視聴にも全く問題ありません。

テレビはLG製の42インチ。特徴としてUIが分かりやすい作りなので日本語放送もすぐに見つけることができます。韓国はチャンネル数が多いのでこの点はかなり優れています。

日本語放送はBS1、BS朝日、日本のドラマなどを扱うチャンネルJが視聴可能です。NHK総合に相当するNHKワールドプレミアムは視聴できません。

高層階であれば景色も優れています。高層ビルばかりですが、行き交う車などソウルの街の様子を見ることができるので楽しめるでしょう。ちなみに窓自体が青いので、写真のようなやや青い光景になります。

以上がベッドルームでした。安定性があるという客室であり、大きな驚きなどはないものの質という点では優れています。そのため、滞在中に不満を感じることはまずないでしょう。落ち着いて過ごしたいビジネスマンや年配の方におすすめです。

バスルーム

次にバスルームの紹介です。正面に洗面台があり、左にトイレ、右にバスタブという配置です。

トイレはウォシュレット付きで、洗面台も広さがしっかり確保されているなどハイクラスホテルらしい上質なつくりとなっています。

歯ブラシなどもしっかり用意されています。アメニティは「アロマセラピーアソシエイツ」であり、日本ではコンラッドで採用されているハイレベルな物です。

バスタブについては設置されているお部屋とシャワーオンリーのお部屋があり、同じスーペリアルームでもバラつきがあります。

ただし、バスタブは浅いタイプなので日本人にとっては物足りないでしょう。そのため、シャワーオンリーのタイプでもそれほど差はありません。

まとめ

以上が、ロッテシティホテル ミョンドンでした。

明洞にありながらもビジネスマン向けのホテルのため、安定感や落ち着き、質などの点で優れています。逆に観光で滞在するには少し落ち着きすぎていると感じるかもしれません。また、日本語があまり通じない点でも少し評価が落ちます。

宿泊費に関してはリーズナブルに設定されており、1万円台前半で宿泊することができます。同じロッテ系列の「L7 明洞 byロッテ」と比べると割安感があります。ただし、その分立地で劣るのでその辺りを天秤にかけて選ばれるのが良いでしょう。

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ユーザー満足度	4★★★★☆	お部屋の内容	3★★★☆☆
立地	4★★★★☆	お部屋の広さ	3★★★☆☆	コストパフォーマンス コストパフォーマンス	4★★★★☆