【ソウル】ティーマークホテル 明洞

日本人利用者も多い「ティーマークホテル 明洞」。明洞という名前ですが明洞エリアからは外れているので立地はそれほど優れていません。一方で、客室は20㎡からと比較的ゆとりのある広さで、時期によっては宿泊費が6千円台からと安いのでコストパフォーマンスの優れたホテルです。

ホテルレビュー

最寄り駅は明洞の隣りにある忠武路。ソウル駅からは3駅の距離にあり、明洞と東大門の間にあることからどちらへ行くにも便利な場所です。3号線を使えば江南方面へも乗り換え無しで行くことができます。

ホテルは駅から徒歩3分のところにあり、周辺には個人経営の飲食店が数多くあります。明洞へは徒歩でも行けるものの12分ほどかかるので、明洞を中心に考えている人にはあまり立地は良くありません。

規模としては普通のビジネスホテルよりも大きく、ロビーは広々としておりコンビニも併設されています。日本語に関しては日本人も多いことから、かなりの確率で通じるので英語に不安のある人でも安心です。

お部屋

こちらで紹介するのは「デラックスツイン」です。友人とや親子で宿泊する際の標準的なタイプであり、多くの人がこちらを利用するでしょう。

広さは23㎡あります。写真からも分かる通り余裕のあるつくりであり、宿泊費から考えるとかなり優れた内容です。

ベッドの間隔もしっかりあるので友人との利用には良いでしょう。ただし、枕元にコンセントが無い点はやや不便です。

全体的に優れている一方で、デスクがかなり小さいのでビジネスマンには適していません。ネットはWi-Fiが利用でき、下りが10Mbps、上りが29Mbps程度出るので十分な速度です。

テレビはサムスン製の32インチで、日本語放送はNHK総合に相当するNHKワールドプレミアムと日本のドラマなどが見られるチャンネルJが映ります。

以上がベッドルームの紹介でした。特に大きな点は"広さ"であり、友人親子で過ごすのであればこれくらいの広さは欲しいところでしょう。ダブルルームは一回り小さい20㎡からですが、ツインであればこのような十分な広さがあります。

一方で良くない点としては、スリッパが使い捨てではなく再利用する革タイプのものなのでその点はマイナス要素です。また廊下の音が響きやすい点も気になるでしょう。

バスルーム

次にバスルームの紹介です。左に洗い場、正面にトイレ、右にバスという配置です。古いホテルではありませんがやや臭いはあります。

洗面台は普通の大きさなので特に問題ありませんが、歯ブラシが用意されていないのでご注意ください。

もう一点、トイレはウォシュレット付きですがトイレットペーパーを流せません。これが大きなネックになるところで、1人であればまだ大丈夫ですが、友人や親子で利用する場合はかなり気を使う事になります。

バスタブに関しては全室に設置されており、大きさもこのクラスとしては十分なサイズです。一方でシャワーの水圧は弱く、ヘッドも通常とは異なるので水の出方が変則的です。

以上が、ティーマークホテル 明洞でした。

この価格でこの客室に泊まれるホテルはなかなか無いので優れていますが、一方でトイレットペーパーを流せないという点が大きなネックになります。日本人にとってはかなり抵抗を感じることなので、すべての人におすすめできるホテルかというと難しいところがあります。

場所に関しては最寄り駅から徒歩3分のところにあるので比較的良いです。明洞を中心に考えると少し劣りますが、東大門や江南など色んな場所を考えている人には移動しやすい立地で良いでしょう。

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ユーザー満足度	3★★★☆☆	お部屋の内容	3★★★☆☆
立地	3★★★☆☆	お部屋の広さ	3★★★☆☆	コストパフォーマンス コストパフォーマンス	5★★★★★